テーマは暗いが案外飽きない!映画「少女ファニーと運命の旅」
どうも、repunitです。
ここ数年、話題探しも兼ねて映画館に足を運んでおります。
自宅と違って、映画館だと映画観るしかないから、好みじゃない映画も案外観れちゃったりします。
そんな私ですが、今回も映画館に行ってきました。
観た映画は…
ファニーからfunnyを連想して、コメディ映画かと思った方もいるのではないでしょうか。
でも、実際は真逆。
ユダヤ人の少女ファニーが、仲間たちとドイツ兵から逃げつつスイスを目指す、完全シリアスストーリー。
実話を元にした、かなりマジメな映画なのです。
正直、あらすじを読んでも全然ピンとこない。
まったく好みじゃないし、ファニーが誰かも知らない。
でも…
「映画館だったら途中で投げ出せずに観れる!」
そう思って、観に行きました。
観終わった感想としては…
あら、意外といいじゃない
意外すぎて、オネェ口調になるくらい楽しめました。
私、こういう実話系の話って過度に脚色できないから、退屈な作品になりがちなイメージを持っていたのです。
でも、この作品は全然違う。
緊迫感のあるシーンが随所にあって、受け手を飽きさせない仕上がりで、最後まで一度も集中を切らさずに観られました。
確かに、テーマがテーマだけに明るい話ではないのだけれど、恋心が描かれていたり子供たちの明るいキャラクターで、重苦しさは上手く隠れている感じ。
また、死や残酷な描写は一切なし。
一発目に「アンネの日記」とかから入ると、悲惨すぎて二度と触れたくなくなるけど、この作品なら受け止めやすいのではないでしょうか。
子供がユダヤ人迫害について知る第一歩としては、いい作品だと思います。
いつか子供ができたら一緒に観たい。
そんな作品でした。
では、また次回。